リハビリテーション|まの整形外科リハビリクリニック|京都市山科区の整形外科、リハビリテーション科

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リハビリテーション

リハビリテーション|まの整形外科リハビリクリニック|京都市山科区の整形外科、リハビリテーション科

リハビリテーション

まの整形外科リハビリクリニックでは、下記2つのリハビリテーションを行っています。

理学療法士による運動器リハビリテーション

運動器リハビリテーションとは

医師の診断と指示のもと、身体のバランス、柔軟性や筋力などを評価して、どこに問題があるのかを見つけ出し、患者さんに応じたリハビリ計画をたてたうえで身体の改善を目指します。

運動器リハビリテーションの内容

患者さんと理学療法士が1対1の関係で完全予約制にて行います。
医療保険制度の中で1回(1単位)が20分、週に1~2回のペースで最大150日の継続が可能です。

徒手療法

徒手療法とは、理学療法士が直接、患者さんの体に触れて行う治療手技のことです。柔軟性が低下している筋肉を伸ばしたり(ストレッチ)、曲げにくい、伸ばしにくいといった関節の動きを改善したり(関節モビライゼーション)、こわばっている筋肉を柔らかくする(マッサージ)際に行います。骨関節・筋肉の障害には非常に有効な手技で、関節の動きの程度や質、筋肉の硬さや働きの程度などを痛みとの関連から検討し、様々な徒手療法を組み合わせて症状を改善していきます。

運動療法

運動療法は、身体全体または一部を動かすことで、症状の軽減や身体機能の回復を促します。起きる、立つ、座るといった基本動作のトレーニングや歩行練習、関節の動きを改善する練習、筋力や体力を高めるトレーニングも運動療法です。徒手療法で改善した関節や筋肉の状態を持続させるためにも行われます。運動療法は、ご自身の自然治癒力を増進させる方法であり、とても効果的です。理学療法士は、けがや病気の状態、筋肉や関節、呼吸などの全身の状態を評価し、患者さん一人ひとりに合った運動の方法や回数を設定して進めます。

運動器のリハビリテーションで行われる主な運動療法
  • 硬くなった関節の動きを良くする練習(関節可動域運動)
  • 筋力増強運動
  • 床に座る・床から立つ練習(床上動作練習)
  • 平行棒や杖などを使用した歩行練習
  • 階段昇降練習

装具療法

コルセットやサポーターなどを用いたリハビリテーションが装具療法です。義肢の装着も装具療法の一つです。

運動器リハビリテーションの対象となる主な症状と疾患

運動器リハビリテーションは、様々な整形外科疾患が対象となります。最も頻度が高い症状は肩こり・腰痛で、骨折、骨粗鬆症、関節リウマチ、変形性膝関節症、脊椎疾患、スポーツ障害など運動器の機能低下が認められる場合に行われます。以下は運動器リハビリテーションの対象となる主な症状と疾患です。気になる症状やお悩みがありましたら気軽にご相談下さい。

主な症状 主な疾患
首や肩が痛む 肩こり、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症、肩関節周囲炎(五十肩)、腱板断裂など
腕が上がらない 腱板損傷、腱板断裂、頸椎神経根麻痺など
手のしびれ 手根管症候群、肘部管症候群、頸椎症性脊髄症など
足のしびれ 腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなど
腰が痛む 慢性腰痛、変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、仙腸関節障害など
歩くと膝が痛む 変形性膝関節症、半月板損傷、特発性大腿骨内顆骨壊死など
体が動かしにくい 外傷後関節拘縮、頸椎症性脊髄症、廃用性筋委縮など
体を動かすと痛みがはしる 腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症など
外傷後、関節や筋肉が動かしにくくなった 関節拘縮、廃用性筋委縮、複合性局所疼痛症候群など
手術後、関節が動かしにくい、痛む 術後関節拘縮、廃用性筋委縮、複合性局所疼痛症候群など
スポーツ活動に早く復帰したい スポーツ障害、競技に応じたリハビリテーションを行います

物理療法

物理療法とは

物理療いわゆる牽引療法、電気療法、ウォーターベッドなどの各種治療機器を用いて実施するリハビリテーションです。

物理療法の内容

一般整形外科疾患、関節リウマチ、スポーツ障害、外傷などの幅広い症状に対して、温熱によって血流や筋緊張を改善することで痛みを緩和したり、電気で筋肉や神経を刺激して痛みの緩和や筋力の増強を促進したりします。水の浮力や抵抗を利用して、関節の動きを改善したり、体力や筋力の改善を図ったりすることも物理療法の一つです。この物理療法と、理学療法士による徒手療法・運動療法を複合的に行うことで身体機能の改善に大きな効果が期待できます。